どんな時も、君のそばにいたいんだ

 

大好きな人がジャニーズ事務所を卒業しました。

 

 

 

 

2022年12月、クリスマスが過ぎ

一気に年末の雰囲気へ、街中が浮かれ始めた頃

 

 

仕事終わりに突然目に入ってきた

"IMPACTorsジャニーズ事務所退所"の文字

 

頭が真っ白になって、目の前が真っ黒になった。

 

 

理解ができなくて、理解なんてしたくなくて

こんなのは全部ウソだ、

週刊誌なんて大半が閲覧数稼ぎの誇張されたネタだろって思い込んだ。

 

 

こういう記事は基本的に掲載前に事務所へ確認が入ると聞いたことがある。

 

「あ、彼らのことより守りたいなにかがあるんだ」

 

そう思った。

 

もちろん本当のことはわからない。

 

 

それでも不信感を抱くには充分過ぎた。

 

わたしにとって1番大切な彼らを、

そんな彼らが信じていた事務所は守ってくれないんだ、そんな辛いことってあるんだ、そう思った。

 

 

いつもなら些細なことで動画をあげてくれる

とってもマメな彼らがあの日以降、ドTVを更新することはなかった。

 

いつもなら本人の声で聞こえるブログも、更新されるものの明らかな違和感

 

もちろん本人たちからのコメントは一切ない。

 

 

去年は出られなかったカウコン、

こんなタイミングであんな記事がでて、今年もいなかったらどうしよう。

あの記事が本当ってこと?そんな不安が募る毎日

 

 

晦日当日、仲良くしてくれてる大河担、影山担、基担とでグループ通話をしながらカウコンを見た。

 

先輩グループのバックにいるか、いないか。

それ次第で、ただひたすら"わからない"という状況からは抜け出せるはず。

 

 

 

そして、画面にIMPACTorsの7人を認識した瞬間、

4人全員が一斉に声を上げて泣いた。

 

そこに"いる"

 

それだけであんなニュースは嘘っぱちだと信じられた。

 

 

「きっと大丈夫だよね!よかった!」

 

そんな言葉を交わして眠りについた。

 

 

 

 

 

久々にゆっくり眠れた翌朝、また新しくネット記事が上がっていた。

 

公式でもない場所で、新社長があの記事の内容を認める発言をしていた。

 

地獄だった。

 

崖から突き落とされた気分だった。

 

 

申し訳ないけど、

あの人の笑顔はもう一生見たくない。

 

 

 

雑誌で「ジャニーズで人生を終えたい」と言っていた奏くんや、サマパラオーラスの挨拶で「僕たち7人は一生ジャニーズでいます!」と大声で宣言したリーダーの言葉を思い出して嗚咽が出るほど泣いた。

 

 

「ジャニーズ」にこだわりが強いメンバーが多いIMPACTorsにとって、

「ジャニーズだけが人生じゃない」なんて、首を絞められるより辛い言葉だったんじゃないだろうか。

 

わたしだったら、心がポキッと折れてしまう。

 

 

 

 

悲しいほどに、考える時間だけがめちゃくちゃあって、答えのないことを考えては泣いていた。

 

 

なにも状況は変わらないまま、前々から舞台が決まっていた3人の現場が始まる。

 

 

 

横原くん初単独主演舞台、

こんなもやもやした気持ちのまま観るのは少し悔しかった。

 

それでも横原くんの姿を見られる場所があるだけ良かった。

 

 

正直、初日は物語の内容よりもそこに存在している彼をただひたすら見て泣いた。

 

 

初日のダブルカテコで横原くんがオタクに向けて、

「横原くん元気だったんだ、ってね。みんな元気ですからIMPACTorsは。心配おかけしてますけど、大丈夫ですから。…泣いてる?泣いてる?w

皆さんの顔を見れただけですごい幸せです」

 

 

あの状況できっとオタクが不安で堪らないことを理解してるであろう彼なりの優しい言葉

 

彼なりの言葉で、茶化しながらもちゃんと安心させてくれる横原くんは本当に優しい人。

 

会場中から聞こえる鼻をすする音の中で、優しい顔をして話す横原くんの姿は一生忘れないんだろうな。

 

 

ある日の挨拶では、ダッドシューズに出てくる曲の歌詞を引用して「どんな悲しみからもIMPACTorsが PINKyをマモルから。今1人だけど他のメンバーもそう思ってると思います」って言ってくれてた。

 

わたしの好きな人は、欲しい時に欲しい言葉をくれて、泣き顔を笑顔に変えるのがうまくて、彼なりの言葉でちゃんとわたしたちを安心させてくれる、優しくて強い素敵な人。

 

 

横原悠毅っていう存在が誇らしかった。

 

 

 

 

そして松竹座でのスプパラは、先入観かもしれないけど、オタクも本人たちもなんとなく居心地の悪い浮遊感みたいなものがあったように思う。

 

 

今になって思い返すと、事実とも認められず本当のことが言えない状況で申し訳ないというか、やりづらさがあったのかもしれないね。

 

 

1〜3月は毎月横原くんに会える現場があった。

そのおかげで少しはメンタルも安定していた。

 

 

 

 

松竹座公演が終わり、東京公演の詳細が出ないことにまた不安が募る日々。

 

この頃からIMPACTorsは少年収にいなくなった。

 

 

少しずつ、確実に、いなくなることが現実味を帯びていくことが怖かった。

 

 

ドル誌やMyojoにIMPACTorsの名前があることに安心して、

東京公演にも変わらず出演することがわかって、

なんだかこのまま去年と変わらずサマパラの季節がくるんじゃないかなんて淡い期待を抱いてしまう。

 

この前まで絶望していたのに、また期待をしてしまう。

 

年末年始みたいなことになるのはもう嫌だと頭でわかっていても、勝手に期待をしてしまう。

少しの光にすがって生きながらえようとしてしまう。滑稽極まりない。

 

 

スプパラ東京公演初日を控えたある日、

わたしたちが拒否しながらも求めていた答えがでた。

 

"IMPACTors 5/25でジャニーズ事務所卒業"

 

 

 

ついにか。

 

 

嫌でもこの状況に順応していく自分が嫌だった。

 

耐性がついて、ドTVが上がらないことに慣れてしまっている自分にも嫌気がさした。

 

年末以降、眠れないことが増えたり、生活しててもふとした瞬間に泣いたり、

いつのまにかこんなにもIMPACTorsに依存してたんだと実感した半年間だったから、やっとこの状況から開放されるっていう気持ちも少しあった。

 

 

卒業するその日はスプパラ東京公演のオーラスで、元々5/25夜公演に入る予定だったので、ジャニーズ最後の彼らを見届けられることは、嬉しくもあり、少し不安だった。

 

 

彼らはきっと私たちに笑っていてくれと思っているだろう。

 

でもわたしは笑って見送る自信がない。

 

 

だって寂しいものは寂しい。

 

 

自分のすべてだった人が突然いなくなる経験なんてしたことがないんだから。

 

 

 

1年9ヶ月間という短い期間だったけど、その間のわたしの熱量は今までにないくらいだった。

 

 

デビュー組のオタクを長年していたわたしにとって、Jr.特有の不安定さ、彼らの泥臭さと不器用さは新鮮で、でもどこか懐かしさがあって、とても心地よかった。

 

 

新しいオリ曲、新しい衣装、新しいお仕事、

リアルタイムで同じように喜べることがものすごく幸せだった。

 

 

着実に一歩一歩大きくなっていく7人の姿にありもしない永遠を感じていた。

 

 

 

オーラス公演が始まってしまえば、なんだかんだIMPACTorsの熱量の高さに引っ張られてすごく楽しかった。

 

松竹座公演のときよりも本人たちが吹っ切れた様子で、とびっきり輝いていた。

 

 

なにより、横原くんが今まで見たことないくらい1曲目からニコニコ楽しそうにパフォーマンスしていて、

いつも苦しそうだったバンガナでさえも笑顔で踊ってるのを見て、どんな表現もしっくりこないけどなんかきっとこの決断に後悔なんてしてなくて、明るい未来しか見ていない気がした。

 

 

IMPACTorsから感じたのは、

未来への希望とド直球すぎるPINKyへの愛だった。

 

 

本当、口を開くたびに「PINKy」「PINKy」って、

 

こんなにもタレント側からオタクへの愛を感じるグループは初めてかもしれない。時々愛が重過ぎてこっちが照れて俯いてしまうほど。

 

 

とはいえ、

グループ名が入ったオリジナル衣装を着て、

オリ曲メドレーを披露する彼らを見て、

もうこの衣装を着た彼らを見ることも、

この曲たちを聴くこともないんだと思うと

どうしても涙が止まらなかった。

 

 

 

Wアンコールで出てきたとき、

「帰れよ〜」って言うくせに

オタクの「ありがとうー!」って声に

「こちらこそだよバカやろー!」って言った天の邪鬼な横原くん本当に大好きすぎる横原くんだったな。

 

アンコール曲全部歌い終わって捌けるとき、

横原くんが「愛してるぞー!」って言ってくれた。

 

普段の彼は、「すき」ってたった2文字を言うだけでも耳まで真っ赤になるほどそういった類のワードを口にするのが苦手なのに。

 

"愛おしい"この気持ちしか残らない。

 

 

最後に7人で「またねー!」って言って終わった。

 

 

その"また"がくるまで、ただひたすら毎日を過ごそう。

 

 

 

 

ライブの後、帰宅し、基担・大河担とグループ通話をしながらIMPACTorsの最後の瞬間を迎えた。

 

その瞬間はあっけなく、何事もなかったかのようにサイトから"IMPACTors"の名前が消えた。

3人で声をあげて泣いた。

 

 

きっと絶対、また会える。

それでも寂しくて仕方なかった。

大切な宝物が奪われてしまった。

 

 

好きになってから毎月出した横原くんへの手紙ももう出せない。

 

これまでファンレターなんてほとんど書いたことがなかった。ましてや、1年9ヶ月も書き続けたのは我ながらすごいと思う。日記もダイエットもそんなに続けられたことはない。

横原くんへだからずっと続けられた。

飽きもせず、毎回大好きと伝え続けた。

 

返信がくるわけではなかったけど、インタビューとかでファンレターの話をしてくれて「1人のファンレターで救われることもある」と言ってくれたこと、大好きな横原くんの救いになってるかもしれないと思えて、なんとなく繋がっている気がしていた。

 

 

いっそのこと嫌いになれたら楽なのに、目の前からいなくなっても嫌いになれるわけもなく、性懲りも無くずっと横原くんのことを考えています。

 

 

生活していて、目にするもの全てに横原くんを探してしまう。

 

このお菓子横原くん好きそうだなとか、このお笑い番組横原くんも見てるかなとか、横原くんきのこ嫌いだったなとか、無意識に脳が横原くんを思い浮かべる。

 

 

世の中に溢れるいくつもの曲に彼らを重ねては、思いを馳せて、行き場のない感情を風船のように膨らませ続けることしかできない。

 

 

IMPACTorsがいなくなって、2日が経った。

いなくなる前よりも、当日よりも、いなくなった後の方がきついということがわかった。

 

空っぽになってしまった。それほどIMPACTorsが占めていた。

このぽっかり空いた穴の埋め方をわたしは知らない。

 

 

今まで生きてきて、横原くんのことを知らない期間の方が長かったのに、横原くんがいない今、うまく息ができない。

 

1人になるとただぼーっとしたまま時間が過ぎていく。

 

横原くん、息の仕方教えてよ。

横原くんがいないとうまく生きられないよ。

 

 

 

 

 

 

 

こんなこと言ってるけど、当たり前に明日はくるし、しっかり生きてくし、人前ではちゃんとするし、仕事もちゃんとこなす。頭では全部わかってるから。

 

 

 

横原くん、心配しないでね。

わたしは大丈夫です。

 

 

横原くんから、IMPACTorsからたくさんの愛をもらったから、大丈夫。

 

 

また大好きな7人に会えること、楽しみにしてる。

 

 

今まで以上に輝いて、この選択が間違ってなかったって世界中に証明していってね。

 

パフォーマンスで全てをねじ伏せる7人のことが、たまらなく好きだったから。

 

 

 

 

思えば、IMPACTorsとの出会いは奇跡の連続だった。

前界隈からの友人の鈴木担に頼まれて申し込んだサマパラ2021、当時は元担のことしか頭になかった。でもなぜか、行ってみたいと思った。

 

元々新くんの顔が好きで、クリエCの存在は知っていたけど、かげあらの2人くらいしか名前と顔が一致していなかった。

 

横原くん?あーどこかのアイドルが誤爆してたかっこいい人か、くらいの認識しかなかった。

 

 

そしてわたし名義で申し込んだ公演が見事当選。

大河担の誕生日である8/29。この日が忘れられない特別な日になる。

 

 

IMPACTorsとの初めましてに失礼がないよう、数日前から予習をはじめた。

 

やっぱり新くんかわいい!喋ってもふわふわしててかわいくて、当日はピンクのペンライトを持つつもりだった。

 

なのになぜか、ぼーっとしてるときに横原くんのことが頭から離れない日があって、自分でもなんで横原くん???となることがあって

 

今思えば、ドTVで「ペットボトルの水をコップに移して、残りのペットボトルの水を飲み干して、キャップでコップに蓋しておいたのに朝になったらひっくり返ってた」と真顔で話す横原くんがおもしろくて、この人のこと好きだなと直感で感じた気がする。

 

 

そしていざ当日、ギリギリまでペンライトをピンクにするか紫にするか迷っていたら、大河担と影山担が声を合わせて「あんたは絶対に横原!紫にしな!」と言われ、若干押され気味で紫を灯した。

 

そして数分後、この2人に感謝することになる。

 

3バル最前にいるわたしに向かって、横原くんがメンステからファンサをしてくれた。

わたしにファンサしたあと、隣の大河担に挨拶までするのだから手厚い。

(大河担はいまだにこの時の横原くんの顔が忘れられないらしい)

 

 

ファンサ堕ちだなんて、しょうもない理由と思う人もいるだろう。

 

でもあの時、ピンクのペンライトにしていたらわたしはここまでIMPACTorsに人生を捧げることはなかったかもしれない。

 

紫にしていて正解だったんだと思う。

 

 

好きになってすぐ、まいジャニへの出演、横原くんの誕生日、タンパクトとのコラボ、9/21にはガネオペの出演決定、そして七五三掛くん目当てで行く予定だった虎者にも横原くんがいた。

 

同時期に元担の主演舞台があった。多ステ予定だったが、コロナで延期になった。個人的に内容が何回も見たいものではなく、その返金分のお金でガネオペの支払いをした。

振替公演で入った元担の舞台は発券してみると座席は最前だった。あぁ、いい締めくくりなのかもしれない、そう思った。

 

 

怖いほどすべてのタイミングが良過ぎた。

こういう運命だったんだと思わざるを得ない。

 

 

 

横原くんにたどり着いた経緯を改めて文字起こししてみると、いろんな奇跡と偶然が重なっていたことに気づけた。

 

 

きっかけをくれた大河担には感謝してもしきれない。

 

 

このアカウントを作ってから友達できるか不安だったけど、大好きな友達もたくさんできて、IMPACTorsを応援している自分のことも大好きになれた。

 

 

 

横原くんに出会えてよかった。

 

嫌いになれたら楽、だなんて言ったけど

嫌いになんてなれるわけない。

 

横原くんしか好きと思えない。

 

 

横原くんの夢の先を、わたしも見たい。

このブログの名前の通り、あなたはわたしの新しい夢そのものだから。

 

 

 

『IMPACTors』として生きた7人との今までの思い出は、キラキラしたまま宝箱に入れて大切にしまっておくね。

 

 

 

必ず、"また"会おうね。

 

 

ちゃんと見つけられるように、

迷わないように一番星みたいに輝いていて。

 

約束だよ。